Tシャツとサンダルの候

何事にも縛られず、自由気ままにリタイヤ生活を楽しむオヤジの日々

禪墅で田舎料理に舌鼓

キャンプを終えた後、皆ですぐ近くの小田温泉の古民家『禪墅』で昼食を楽しんだ。

今年の五月にも、ここに立ち寄った事をブログで紹介している。

割愛しようとも思ったが、料理も微妙に変わっているようだし、折角写真も撮っていたので、ちょこっとお付き合い願いたい。

小田温泉郷の決して広くはない通りを、小さな看板を見落とさないように慎重に車を走らせる。

看板を見つけたら、山側にハンドルを切り、細い道を進む。

少し行くと、奥まった先の古民家に『禪墅』の看板が見えてくる。 

広い駐車場に車を止め、古民家の方に歩いて行くと、

 

「あ、御予約の・・・」

女将さんらしき人物が、別の建物の方から声をかけてくれた。

「ちょっと早かったけど、大丈夫かな。」

縁側には、小豆や椎茸、稲の穂が干されていた。

「お出しする食材は、ほとんど自家製ですので。」(女将)

これは小豆

 

上がり框を上がると直ぐに囲炉裏がある。

そのままお座敷へ進み、

「床の間に一番近いお座席にどうぞ。」(女将)

昔の茅葺の名残りを残す高い屋根裏。

築160年になると言う。

 

「この前の熊本地震のときは、大丈夫だったんですね。土壁なんか、びくともしてないようだし。」(私)

「ええ、お陰でここらはそこまで酷くなくて。ただ、床の間の土壁はどっさり落ちましたよ。」(女将)

 

この自在鉤は何時の頃まで使われていたのだろう。

 

「お茶とおはぎをどうぞ。」

「もしかしてこの餡子は、あの小豆から?」

「はいそうですよ。」

「お待たせしました。野菜ばかりの田舎料理ですけど。」

 

望むところだ。

昨日、昼間っから夜中まで、さんざん体に溜めた毒を、ここで解毒しようじゃないか。

そもそも、キャンプを健康的な遊びだなんて、誰が言ったんだろう。

 

断言する。

キャンプは決して、健康的な遊びなどではない!

 

 

・・・私には。

んじゃ、自家製蒟蒻から。

 

はむ。

 

田舎料理とは随分な謙遜で、どれもこれも上品な味付である。

当然ながら、上品に頂かねばならぬ所だが、猛烈な早食いの私の皿からは、猛烈な勢いで料理が消えていく。

 

「ゆっくり食べんね。」(家内)

 

ふん。

俺はムシャムシャ咀嚼してたら、味がしないんだよ。 

 

ガツガツガツ

 

「天麩羅と吸い物とご飯でございます。」

 

大変美味しゅうございました。

 

 

メニューは1種類(1500円)のみ。

季節ごとに内容は変わる。

無論要予約である。